人にはふと旅に出たくなる瞬間があると思う。  それは進学、卒業、就職といった人生の節目に達した時の事もあれば、大切な人をなくした時とか恋に破れた時とかに心の傷を癒そうとしての事もあるだろう。 もちろん、ただなんとなくなんて事もあるけどさ・・・。

時は平成6年、とある事情でGWに出かける予定であったエジプト旅行をキャンセルする破目になった私は少しふてくされていた。 あこがれのエジプトが、アブシンベル大神殿が、ハトシェプスト女王葬祭殿が、カルナック大神殿が・・・。 自業自得な面もあるので仕方がないとはいえ、結果として多くの人にかけなくてもいい迷惑をかけた騒動が収束した頃には秋の風が吹いていたのだった。 普通ならもう一度エジプトへ・・・となる所なのだが、当時(今も?)少々ひねくれていた私は、どうせ行くのならあまり人が行った事の無い場所を求めて、シリア・ヨルダンの遺跡巡りの旅を選んだのであった。

出発は12月30日、何と「お正月を海外で」といううあれだ。 しがない会社員には長期旅行できる季節は限られてるんだ、などとうそぶきながら開港してあまり日も経たない関西国際空港からヨルダンへと旅だって行ったのであった。(でも、流石に20時間近い飛行時間にゃまいったねえ)



12月31日  ヨルダン、首都アンマン編
ボスラの遺跡は夜だった編
 1月 1日 歴史の都、ダマスカス編
ウマイヤドモスク編
 1月 2日 パルミラ遺跡編1−遺跡周辺の遺跡(?)
  パルミラ遺跡編2−ベル神殿
パルミラ遺跡編3−市街地
 1月 3日 世界最古のマリ跡編
要塞都市ドゥラ・エウロポス遺跡編
 1月 4日 宗教都市カラート・サマーン遺跡編
城砦のある都市、アレッポ編
 1月 5日 無残な(?)アイン・ダラー遺跡編
ハマの水車で一休み編
十字軍の城、クラック・デ・シュバリエ編
 1月 6日 モーゼ終焉の地、ネボ山編
マダバの聖ジョージ教会編
 1月 7日 ペトラ遺跡編1−エル・ハズネ
ペトラ遺跡編2−遺跡中心部
ペトラ遺跡編3−エド・ディル