パルミラ遺跡−市街地

ベル神殿の後は、当然の事かがら遺跡本体の見学である。 午後は自由時間なので、写真とかはその時に撮る事にして、まずはガイドの案内をしっかり聞いて、見どころを把握する事にする。 遺跡自体がかなり広いので、一通り見て回るのにも結構な時間がかかる。 一巡する頃には昼時となっていた。 朝が早かった事もあり、昼食後の自由時間はホテルで休憩する人が多かったが、せっかくここまで来たからと、単独行動で遺跡を見て歩く事にした。 しかし、時間はあっと言う間に過ぎて、アラブ城砦から砂漠に沈む夕陽を見ながら遺跡三昧の一日は終わったのだった。

列柱道路

パルミラ遺跡のメインストリートにあたる列柱道路、記念門から最奥のディオクレティアヌス城砦まで700本以上の柱が道路脇にならんでいるのは、かなり壮観である。 この道路を中心に円形劇場や議事堂、浴場、四面門、葬祭殿等が立ち並んでいる。
記念門

遺跡の入り口となる記念門である。 何の記念かは聞いたような気がするけど、忘れました(爆)。 ちなみに後ろの小山の上にあるのが、アラブ城砦です(くどいってか)。
遺跡は続くよ

遺跡のほぼ中心部からあたりを見ると、こんな感じですね。 いかにも「古代遺跡っ!!!」て感じでお気に入りの一枚です(拡大写真あり−40kb)。
パルミラ遺跡から墓の谷

方向を見るとこんな風に見えます。 搭墓が林立しているところは、いかにも「墓」といえるが、日本のビル街もこれに近いのかも・・・。
葬祭殿

列柱道路の終点近くに位置する葬祭殿です。 ご覧のように柱と壁しか残っていません。 でも、地下には石棺が安置されているとか・・・。 
修復中の列柱

現在でも遺跡の発掘と修復作業は続いているそうで、至る所にこのような修復中の遺跡が見受けられる。
列柱道路の真ん中で

列柱道路も修復中で、入り口付近を除けばブツギレ状態である。 壊れたものを修理するのって、新しく造るより大変だと言う事が実感できますねえ。
そのなかでも

比較的、よく修復されている列柱です。
修復待ちの出土品

上のように修復出来ずに、放置されている遺跡である。 広い敷地の大部分はこんな感じで、崩壊した建物や柱が出土した状態のままで、修復を待っている(あるいは放置されているのか?)
四面門

列柱道路のほぼ中央部に位置するのがこの四面門で、夕陽に映える頃が最も美しいらしいが、ツアー参加者にはそこまで待つ時間は無いのであった。
四面門の一つ

なんで四面門かというと、四本の柱で造られた建物を正方形に4つ配置する事で門を形成しているから。 でも、この門はほとんどが欠落していて、当時の創建当時の柱はごく一部だけらしい。 後の部分は後補されているという事・・・。
  
市街地

列柱道路の入り口近く、遺跡の修復が一番進んでいるあたりです。 
えーと・・・

これはどこだったかいな・・・!?
表札?

列柱道路よりちょいと奥へ入ったあたりにこんな物が・・・。 これはなんでしょう? パッと見た所では表札のように見えるけど、果たして実態は?
野外劇場

ほぼ完全な形で発見された劇場の跡、現在でも毎年春に民族舞踊や歌を交えた催しが開かれるという・・・。 前に「遺跡全体が砂に埋もれていた」と書いたが、この劇場の建物の丁度屋根の部分だけが砂の上に顔を出していたという事、こんだけの量の砂をどける事を考えるだけで、気が遠くなりませんか・・・!?
野外劇場2

客席はこのように円形劇場の形式になっている。 収容人数は不明です。 ただ舞台の幅が約50mというから、お暇な方は計算してみるのも良いかも・・・。
表があれば

裏があるという事で、裏から見た記念門です。 それだけ・・・。
記念門

記念門の表側、立派なアーチを3つも組み合わせた、表玄関にふさわしい構えの門ですな。
作者遠影

特に意味なし。 
遺跡を俯瞰する

アラブ城砦から遺跡を見渡すとこんな風に見えます。 (拡大写真あり−38kb)。
夕陽のアラブ城砦

夕陽に映えて紅く染まったアラブ城砦です。 異国情緒あふれる風景と言えましょう。
パルミラに沈む夕陽

一日の終わりを告げるように夕陽が沈む。
パルミラに沈む夕陽2

日の出と共に始まった長いようで短い一日が暮れてゆく・・・。 明日も10年後も遺跡はここで立ち続けるのだろうか、多くの人に見守られながら。