メキシコシティ市内

さて、一夜が明けてメキシコシティは快晴であった。  今日の日程は、市内観光後に今回のハイライトの一つであるテオティワカン遺跡に向かうのだ。 その後、再び市内に戻り、国立人類学博物館を見学するという、なかなか忙しいスケジュールである。
さすがに一国の首都だけあって、近代的なビルが立ち並んでいる。 しかし、公園は多そうだし、至る所に歴史を感じさせるオブジェや記念碑がそびえている。 なによりこの都市は、かつてのアステカ帝国の首都テノチティラトンの上に造られているのだ。 征服者とはいえ、なかなか無茶をするものである。 まあキリスト教は、いや宗教がからめば、いつの時代でもそんなものかもしれない。 

独立記念塔

1910年に当時の大統領が独立100年を記念して造らせたのがこの独立記念塔だそうな。
ギリシャ風(コリント様式)の柱の上に立つエンジェル像がとってもおしゃれである。

市内観光で最初に連れて行かれたのが、ここだった。
それまで日本とあまり変わらん町並みを見せられてたので、これを見てやっと「海外に来たんだ」という感慨が沸いて来た。 でもそれだけだった。
記念写真だけ撮影すると、さっさと出発となった。
ソカロ 大聖堂

メキシコの都市はソカロ(中央広場)を中心として形成されている。 メキシコシティのソカロはアステカ帝国首都の神殿を破壊した跡に、写真の大聖堂や国立宮殿等を建設し宗教・政治の中心としていた。
いまでもこの大聖堂はメキシコ全土の教会を統括する大層な建物らしいが、私なんぞの目にはただごたごたとしただけのあまり秩序の無い建物に見える。 それもそのはずで、1573年に着工されたが完成までになんと250年を要しているらしい。 それだけ長けりゃ各時代の建築様式がごちゃ混ぜになるのも無理はないな。
リベラ壁画

アステカ帝国の王宮の上に建てられた国立宮殿の内部には、2階の回廊部分にアステカ時代からメキシコ革命までを描いたリベラ壁画が描かれている。
非常に精緻な壁画で、おそらく美術的価値は大変に高いのだろうが、なんかやはりキリスト教的な匂いが漂っており、あまり好みではない。 ガイドの熱心な説明をよそに、M氏と添乗員のH女史と話しをしていたのだった。 H女史が豊田市の出身である事が判明し、名古屋周辺の話題で、盛り上がったものである。
三文化広場

近代建築と16世紀建立のサンチャゴ教会、アステカ帝国の遺跡が同じ敷地内に同居する為、三文化広場というらしい。

ただそれだけ、特になんの感慨も、思い入れも無いので、写真だけ撮って、さっさと退散しました。