岩籠

765m

山域:敦賀

1998.09.05



登山道の滝

敦賀湾の展望

インディアン平原

インディアン平原 の憩い


連なる山並み
敦賀市内には野坂岳・岩籠山・西方ガ岳という山があり、俗に敦賀三山と呼ばれ親しまれている。それぞれに特色のある面白そうな山であるが、今回は夏に手頃な沢沿いルートがある岩籠山に行く事にした。 同行者は、前からこの山に興味があったというA尾女史・N田女史及びそのご友人である。 自分としてもこの山は標高シリーズ(1234、765 、999 等の面白い標高の山)として、一度は登っておかんといけないとチェックしていた山である。

当日の天気は快晴で、それ自体はとてもいい事なのだが、この季節に快晴というのは同時にくそ暑いという事でもある。 沢沿いはいいとしても、山頂なんかは遮るモノの無い大展望らしいから、目茶苦茶暑いであろう。 ともかく、自宅より名神経由で北陸道敦賀ICへひた走り、敦賀ICより国道8号を木之本方面へと進む。 市橋バス停付近の交差点を右折し、狭い林道を進むと右手に10台程は停められる駐車場があった。

身支度をして林道を更に進み、分岐を左に進むと岩籠山登山口の標識があり、ここから山道となる。 わりと広い山道を行くと左下に沢が見える。 しばらく行くと沢沿いの道になるが、沢から近づいたり離れたりしながらの道なので、思った程には涼しくない。 沢には面白そうな小滝が懸かったりしているが、連れがいる手前もあり、撮影している時間も取れない。 登山道が沢を横切る所で、良い滝があったのでここだけは時間を取ってもらい、急いで撮影した。 連れがいるって事は楽しい反面、こうした煩わしさもあるのだ。 この滝を過ぎるとすぐに最初の堰堤が現れる。 休憩、休憩、まだ30分しか歩いてないけどね・・・。 でもここは本当にいい所で、山頂なんかどうでもいいやという気分になりかかるが、気を取り直して出発する。 沢を右、左と何度も渡り、幾つかの堰堤を越えると、沢が徐々に伏流となり、急登の始まりである。 沢沿いの道は沢のあるうちは緩やかだけど、最後が急になるんだよなー、等と呟きながらジグザグに付けられた道を稜線目指して登って行く。 少し疲れを感じる頃に道が分岐する所に出る。 ここが夕暮山との分岐だろうか? でも目標は岩籠山なので、取り敢えずそちら方面に足を向ける事にする。 一旦、下った後に登り返すと、笹原になり左への踏み分け道を登ると、そこが山頂765m地点だった。

山頂は確かに広く、360°の展望が開ける所ではあったが、人の多さと天から照りつける日差しの強さに辟易し、食事を済ませると休憩もそこそこに、もう一つの目的であるインディアン平原へと向かった。 実はこの平原でお昼寝するのが今日の密かなお楽しみなのだ。
しかし、やはりというかインディアン平原でも特に遮るものがある訳ではないので、暑さは山頂と変わらなかったのだ。 しかし、今日はここでお昼寝するんだという自分の決意は固く(他の人はどうだったが知らんが)、岩場の影に横になれそうな場所を探し、しばしのお昼寝タイムを楽しんだのだった。

さて、お楽しみが終わった後は、ちょっと憂鬱な下山が待っている。 しかし、その前に夕暮山へ寄る事にしようか。 山頂に戻り、稜線沿いの道を進むと、山腹をトラバースするような道に変わる。 どんどん歩いて行くと、思った程の時間を掛けずに、遠くから見えていた鉄塔に到着した。 ここが夕暮山だとばかり思っていたのだが、どうやらあるべきはずの三角点が無いらしく、三角点マニアのA尾女史の要望により、しばし三角点探しをする事になった。 その結果、三角点はどうやら向こうの藪の中にあるらいしいとの結論に達した為、今回はパスさせて頂く事になった。

さて、いよいよ下山開始である。 といっても、先程通過した分岐まで無事到着すれば、後は来た道を引き返す事になるので、わりと気楽に歩いていける。 分岐からは少し急な道だが、沢沿いまで出れば後はお散歩気分の気楽な下りである。 最初の堰堤(下りだと最後の堰堤になるのかな)でまた休憩をとり、自然の伊吹を十分に味わってから、駐車場までの道を歩いて行った。

今日もいい山行だったね等と話しをしながら駐車場に近づいた所で、ふと気がつくとあちこちがかゆいではないか。 夏場の藪には(ましてや山の中には)こんな置き土産を残してくれる存在もいらっしゃる事をすっかり忘れていた。 今度からは虫よけは必需品だな等と言い交わしながら、敦賀トンネル温泉で汗を流して、帰途に付いたのだった。
  

天 候 − 晴れ(お蔭で暑かった)
 
コース − 登山口 → 堰堤 → 夕暮山分岐 → 岩籠山 → インディアン平原 → 夕暮山? → 登山口